「うつ状態」と「躁状態」を、ある一定の期間ずつ繰り返す病気です。
その状態によってT型とU型に分けられますが、うつと躁の度合いが極端でない場合は見落とされがちに。でもご本人の日常生活のキツさと言えば相当なものであると感じています。
また、受診時はうつ状態の時が多く、訴えもうつについてになるため、「うつ病」と誤診される場合も多く見られ、長年一向に変化がない・・・どんどん酷くなった・・・などは、この疾患を疑って「元気な時」のお話が重要な場合も多くあります。
この疾患で重要なことは、まず病態を理解すること、自分のパターンを理解すること、自分のその兆しを理解すること、そこへの自分なりの対応や工夫を身に付けることです。
服薬しながらそれらを理解することによって、社会生活に支障なく過ごせるようになることがゴールであると考えています。
こちらでは、信頼できる医療機関のご紹介と、お薬や回復の過程のご説明をし、服薬しながらそれに合った心理教育や心理療法を行います。