「不安」は精神的な困りごとの中でも中心をなすのではないかと思っているくらい、私たちの生活の中で大きな影響力を持っているものです。
不安障害と一言でいっても、その中身となると様々な形を呈しています。
対人不安や特定の恐怖症など、なんらかの不安に対しての精神症状や身体症状でその場面を避けることによって、社会生活に支障をきたしているといった病気です。
ちなみに、不安緊張は大なり小なり誰にでもあることなので、何らかの生理的な反応が出ていても、避けずにそれができている場合は病気とは言えません。
こちらでは「お困りのこと」をお伺いして、必要であれば信頼できる医療機関をご紹介いたしますが、服薬で不安症状を抑えることができても、その人なりの不安への対応力が身につかなければ、いつまでも服薬が続き、治ったことの実感もわからなくなるため、不安へ対応できる力を引き出す心理療法を行います。