自律神経失調症

うつ病と自律神経失調症は、同じような症状がありますが、主に体の不調として感じることが多いのがこの病気です。自律神経が乱れると、体のあちこちに不調が出てくるためです。


私の印象では、うつ病だと夕方からなんとなく気分も体も軽くなるのに対して、自律神経失調症は夕方から不調が出ることが多いようです。勿論だからといって日中は絶好調とは言えませんが、終日を比較するとそういうパターンがあるように観察されます。


体の不調はが続くと、ダイレクトに精神的な不調に結びついていきますので、うつ病にも発展しかねませんし、予備軍とも言えるかもしれません。


たいていは、そうなる以前に生活の中で何らかのストレスを長く抱えていたり、無理を強いられる環境にあったなどのエピソードが確認できます。





こちらでは、「困っていること」をお伺いした中で、お薬の服用が必要と見立てれば、それについてご説明をし、回復の過程をご説明した上で、信頼できる医療機関をご紹介したり、カウンセリングや精神療法が功を奏すると見立てた場合それを行います。また必要に応じて自律訓練法やリラクゼーション法なども行います。